わたぶろぐ

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セキュアベース・リーダーシップを読んだ話

9月も末になりました。

久しぶりの投稿になります。生きてますよ。

 

今月は少し仕込んでいるものが多く、こちらの投稿が全然できておりませんでした。(という言い訳)

 

今回は最近読んだ本の紹介です。

 

それがこちら!

セキュアベース・リーダーシップ ――〈思いやり〉と〈挑戦〉で限界を超えさせる

セキュアベース・リーダーシップ ――〈思いやり〉と〈挑戦〉で限界を超えさせる

 

 『セキュアベース・リーダーシップ』です!

 

今日はこの本を簡単に紹介していこうかと思います。

 

目次

 

セキュアベース・リーダーシップとは

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本の概要

この本を簡単に説明すると、

 

『人は自分が守られていると感じることで、安心感を覚え、困難なことにも挑戦できるようになる。』

『上司や組織が、働く人にとってのセキュアベース(安心や信頼を感じ身をゆだねられる存在)になることができれば、その人は大きくチャレンジし、成果をあげることができるようになる。』

『だからリーダーのみんなはセキュアベース・リーダーシップを身につけよう!』

 

という内容になります。

このセキュアベースという考え方は、仕事以外にも繋がりがあります。

 

例を挙げると、

☆小さなころ、外が真っ暗になるまで公園で遊ぶことができたのは、安心できる家や家族がいたから。

☆私が中学・高校時代にソフトテニスを頑張ってこれたのは、絶対に応援してくれる母や、父がいたから。

☆難しいプロジェクトに挑戦できるのは「失敗しても私が責任をとるよ」と言ってくれる上司がいたから。

 

などなど。

本を読んでから振り返ってみると、自分自身に、自分を優しく力強く支えてくれる人がいたなと感じます。

 

この本では自分自身が、みんなにとって安心と挑戦をもたらすリーダーになるための考え方や方法が書かれています。

 

なぜこの本を読んだのか

私は現在、ありがたいことに仕事でチームを持っています。

社会人2年目から10名以下のチームを組織し、みんなで様々なことに挑戦してきました。

 

チームを持つことは自分にとって初めての経験でした。

 

『自分の知識や経験の中で闘ってばかりではなく、いろんなところから闘い方を吸収し、リーダーとしてもっと結果を出したい!』

と考えていたところ、私の上司から、この本をおススメされたのです。

 

この本から学んだこと

この本には、セキュアベース・リーダーになるための9つの特性が記載されています。

①冷静でいる

②人として受け入れる

③可能性を見通す

④傾聴し、質問する

⑤力強いメッセージを発信する

⑥プラス面にフォーカスする

⑦リスクをとるように促す

⑧内発的動機で動かす

⑨いつでも話せることを示す

という9つの特性(要素)です。

 

本の中にはそれぞれの特性についての解説や、読んでいる人に向けた投げかけ、実際にあった話から学ぶことなどが記してあります。

 

全ての特性が非常に学びになったのですが、自分自身に特に刺さったのは、

④傾聴し、質問する

⑦リスクをとるように促す

の部分でした。

 

本の中身も交えながら解説をしてみたいと思います。

 

④傾聴し、質問する

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セキュアベース・リーダーは会話の中で多くの質問を投げかけます。

 

『相手に対して、何をすべきか言うのではなく、適切な質問をして相手が自分で結論にに達するように仕向ける、という感じです』

 

 と本に記載がありましたが、例えば仕事に関しての指示を出すとき、

 

「〇〇をやってください。このように進めてください。」

 

と具体的な指示を出すのではなく、

 

「今の状況から、どんな行動をしていくべきだと思いますか?」

「どのように進めるべきか、考えを教えてください」

 

と積極的に質問を行うのです。

 

自分を振り返ると、このような関り方はなかなかできていませんでした。

どちらかと言えば、チームを引っ張っていってしまうタイプで、そのほうが早いからという理由でやることを提示してしまいがちでした。

 

質問をするという事は、相手に考える機会を作ることです。

それによって部下の可能性を引き出すことが重要だと、本には書かれていました。

 

⑦リスクをとるように促す

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セキュアベース・リーダーは部下にリスクをとるよう促します。

『彼は常に私が挑むように仕向け、居心地の良い領域から出るよう、背中を押しました』

 

安心感を与え、信頼関係を築くだけではなく、部下に挑戦を促していく関りも、セキュアベース・リーダーの重要な役割です。

 

もちろん部下からすれば、リスクをとるように促されることは一時的な負荷に思えるかもしれません。

ですが、その人のキャリアや成長という面で見ると、リスクをとっていくことは非常に重要なことになります。

 

セキュアベース・リーダーは部下がリスクをとった後、その失敗を責めるようなことはしません。

 

「その失敗から何を学びましたか?」

 

と問いかけ、成長の姿勢を育てていくのです。

 

私はこの声かけも苦手としていました。

自分がやったほうが、成功の確立が高いと踏んだり、まだ挑戦させるのは早いんじゃないかと思ったり、挑戦させることと挑戦させフォローすることを天秤にかけたり、、、

なかなかできていませんでした。

 

しかし、長い目で見ると、自分が仕事を巻き取り続けても、人や組織は成長しません。

むしろリスクをとることを促すことで、リーダーも成長ができるのです。 

 

これからのチャレンジ

 

私は新卒で今の会社に入っているので、他の会社の事は知りません。

新卒3年目の平均なんかも知りません。

 

ただ、現状に満足はしていません。

もっともっと組織に貢献していきたいし、今の事業を広げていきたいし、提供している価値も高めていきたいと思っています。

 

そんな中でリーダーを任せてもらい、すごくありがたいことだと思っていますが、リーダーシップを始め、自分の力はまだまだです。

 

ひとまず、自分が持つチームをもっともっといい状態にしていき、自分自身も成長していきます。

 

その中でこのセキュアベース・リーダーシップという本は非常に参考になったので、もっと読み深め、自分の力にしていきたいなと思います。

 

 

ちなみに、現在はこの本を読んでいます。 

最高の結果を出す 目標達成の全技術

最高の結果を出す 目標達成の全技術

 

結果を出すための目標達成のノウハウを学ぶ本です。

 

仕事もそうですが1億に向けても頑張って行かないといけないので、どんどんインプットとアウトプットをしていこうと思います。

 

それでは長くなりましたが、最後まで読んで下さりありがとうございました!